コンテンツへスキップ

取引手法の1つ「スキャルピング」その手法とスキャルOKの会社とは

取引手法の1つ「スキャルピング」その手法とスキャルOKの会社とは

ひと口にFXの取引手法といっても、スイングトレードやデイトレード、スキャルピングなど様々なスタイルがあります。

中でも「スキャルピング」は、相場を読む力と瞬時に判断をする決断力が必要な比較的上級者向けの手法と言われています。

今回はそんなスキャルピングについて、どのような手法なのか、スキャルピングが出来るFX業者はどこなのかを詳しく解説していきます。

スキャルピングとは?

FXのスキャルピング取引とは、注文してから決済するまでの時間が、数秒〜数分以内で完結する「超短期取引」を指し、1日の間に短期間の取引を何度も繰り返し、小さな利益をコツコツと積み重ねます。

スキャルピングという名前の由来は、「頭皮を剥ぐ(scalp)」から来ていると言われ、頭皮を剥ぐように相場から薄い利益を狙うという意味があります。

基本的なスキャルピング手法

ここで基本的なスキャルピングの売買手法を見てみましょう。

トレンドフォロー

大きなトレンドが出ている場合、そのトレンドの方向へ売買をするというものです。

上昇トレンドでは「買い」、下降トレンドでは「売り」を仕掛けていきます。

レンジ相場の逆張り

レンジ相場では、レンジの上限(レジスタンス)では「売り」、レンジ下限(サポート)では「買い」注文を入れます。

レンジブレイク

レンジブレイクとは、レンジ相場の上限(レジスタンス)を上抜けたら「買い」、下限(サポート)を下抜けたら「売り」で入ります。

急騰・急落後のリバ狙い

上記3つは、スキャルピング以外の手法でも狙うチャートパターンですが、こちらはスキャルピングが最も有効に働く手法です。

経済指標の発表や、要人発言などの影響で急激にチャートが上昇・下落した際に、価格がリバる(元の価格に戻る)動きを狙いに行きます。

例えば経済指標の発表で、数秒のうちにチャートが急騰した場合、大きく上がった後は少し価格が下がる傾向があります。(買いポジションの利益確定売りや、売りポジションの損切りなどの影響)

この価格の戻りをスキャルピングで狙います。

スキャルピング出来る会社は?

スキャルピングを禁止しているFX業者も存在するため、しっかりと規約を確認する必要があります。

もしも規約でスキャルピングを禁止している業者で短期間に複数回の取引をしてしまうと、最悪口座凍結となってしまう危険性があります。

そこで、国内FX・海外FXでスキャルピングを禁止していない業者をご紹介しますので、業者選びの参考にしてみてください。

スキャルピングが禁止されていない国内FX業者

国内のFX業者でスキャルピングが禁止されていない業者は以下の通りです。

  • ヒロセ通商
  • JFX
  • SBI FXトレード
  • DMM FX
  • MATSUI FX
  • GMO クリック証券
  • 外貨ex by GMO
  • 外為どっとコム

ヒロセ通商やJFXなどは、スキャルピングOKと公認しているため問題ありません。

しかし禁止自体はしていないものの、重要な経済指標の発表時などの取引が集中する時間帯のみスキャルピングを禁止している業者もあるため、利用規約の確認は必須です。

スキャルピングが禁止されていない海外FX業者

海外のFX業者でスキャルピングが禁止されていない業者は以下の通りです。

  • XM
  • Big Boss
  • AXIORY
  • Tradeview
  • Taitan FX
  • HFM

海外FX業者の場合、国内FX業者に比べるとスキャルピング取引に対して強い規制を設けている業者は少ないです。

しかし、高頻度の取引によるサーバーやカバー先への負荷が増えて執行能力へ支障を与えると判断されると、口座凍結やなんらかの制限がかけられてしまう可能性はあります。

特に最大レバレッジの高いXM 取引時間が極端に短く、高頻度での注文を控えたり、経済指標発表時・要人発言の時間帯は取引ロット数を抑えるなどの工夫が大切です。

まとめ

スキャルピングとは、短時間で何度も取引を繰り返して小さな利益をコツコツと積み上げる投資手法です。

チャートの動きを把握し、一瞬の判断力が試されるため上級者向けの取引スタイルと言っていいでしょう。

そして特に国内FX業者では、スキャルピングに対して厳しい規制を設けている業者も存在するため、しっかりと利用規約は確認してから行うようにしましょう。